ダァリヤ

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 燃えるような暗い赤の花が此方をのぞくように咲いていて、何やら穏やかならぬ心もちがした。

   -美しい花ですね

   と、声をかけた。娘さんは頬を赤く染めて、

   -ダァリヤ、というのです。

                     「家守綺譚」 梨木香歩

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一番好きな作家さんの一人である梨木香歩さんの文中から引用させて頂きました。
この本は、つながりのある短編集の構成なのですが、それぞれのお話のタイトルが植物の名前なのです。
上記の本の中で、ダリヤの花のことを「びろうどのような花弁」と喩えているのですが、それがすごくしっくりきて好きです。

この作者さんの本では、いつも植物が印象的に描かれています。植物がお好きな方には是非この方の本をおすすめしたいです^^
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by shima330 | 2008-04-16 23:56 | ●写真
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